数年かけて、少しずつ家の中の物を減らしています。
数年と言っても、ちょこちょこ処分しているのではなく、ドカンと処分することを何回かやってきました。
以前は、お金を出して買ったものを、もったいなくて捨てられませんでした。
でも、これから先のことを考えると、物が少ない方が暮らしやすいと思えるようになりました。
そんな気持ちの変化と、実際に減らしてみたら何が変わったのかを書いてみようと思います。
50代になって、物を減らそうと思った理由
今までは「まだ使える」「高かったから」「いつか使うかも」と物を持っていることが当たり前でした。
使えるのに捨てるのは、いけないことだと思っていました。
でもだんだんと、いつかは来ないし、使っていないものが多いことが気になっていました。
物をどかしながら掃除機をかけることにも、うんざりしていました。
誰かが代わりに掃除機をかけてくれるわけではないし、自分でなんとかするしかないと思うと、やっと行動に移すことができました。
これから体力が減っていくことを考えると、こんな掃除の仕方をずっと続けるのは無理がある。
サッと掃除を済ませるためにも、なんとかしよう。
終活にはまだ早いと思いつつも、片付けに関しては早く始めた方がいいと聞くし、それに子どもたちに後片付けの負担もかけたくないです。
とにかくスッキリと暮らしたい。
片付けて、部屋を有効に使いたい。
夫婦二人の生活になって数年経ちましたが、やっと重い腰を上げることができました。
断捨離の本を読んで、物に対する考え方が変わった
今までにも断捨離の本を読んでいましたが、すぐに元通りになってしまうような片付け方しかできませんでした。
なので、スッキリと暮らせるくらいまで片付けようと、断捨離の本をたくさん読みました。
断捨離とは、単にモノを捨てることだけではなく、不要なものを断ち、捨て、物への執着から離れることで、身軽で快適な生活や人生を手に入れるという考え方だそうです。
捨ててもまた物が増えては断捨離とは言えないし、捨てられないものに執着があったのだと思うと、家の中は執着だらけということになります。
そんなつもりはなかったけれど、持っていることで安心感を得ていたのかもしれません。
それに、物に執着などせず、身軽に生きたいと思います。
それならまず、「いつか使うかも」と思っていた物から手放してみようと思いました。
そう思って捨て始めると、「もう手放していいかな」と思えるものがたくさん出てきました。
今までは、なくなったら後悔するかもとか、もう同じ物は手に入らないかも、そんな思いもあって、なかなか捨てられませんでした。
そんな風に思っていたのが噓のようにサクサク処分できるようになったのは、
たくさん本を読んで断捨離脳になっていたからかもしれません。
私の場合、今までの片付けと明らかに違ったのは、「もう物を増やすのはやめよう」と思えるようになったことです。
こんな風にたくさんの使える物をゴミにするのは、もう嫌だと思いました。
そしてゴミ捨て場に運んだあとは、「今までうちにいてくれてありがとう」と心の中でお礼を言って処分しました。
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物を減らしたら、暮らしがラクになった
まだ家全体の片付けは終わっていませんが、何か所か片付けられた所があります。
キッチンを使いやすくしたくて、食品、調理道具、食器をだいぶ減らしました。
食品は簡単です。
賞味期限が切れているものは捨て、近いものは先に使っていくだけです。
調味料などお得と思って大容量の物を買っていましたが、消費の遅い物は、割高にはなりますが小さい物を選ぶようにしました。
その方が、封の開いた古い物をずっと使うよりいいのでは、と思うようにしています。
調理器具も、しまいっぱなしの鍋や、同じ大きさの鍋は処分し、小物も同じ用途の物や、代わりがきくような物は手放しました。
食器に関しては、2回に渡って減らしました。
なぜ2回処分することになったのか...
1回目では、思い入れのある物を残してしまったからです。
なので、2回目は夫さんと一緒に処分する物を決めました。
来客用にと使われずにしまいっぱなしのカップ、家族が二人になったのに大きいお皿やグラスがたくさんありました。
小皿や小鉢はある程度の量を置いておき、誰かが来ても専用の食器でなくていいや、と思うことにしました。
人がたくさん来る家ではないし、来たとしてもいつ来るかわからない時のために、毎日の暮らしにくさを我慢する方が嫌だなと思うと、どんどん減らすことができました。
「このお皿で毎日子どもたちとご飯食べたなぁ」
そう思ったりもしたけれど、古くなった物は処分しました。
ただ、お酒が好きなので、時々しか使っていなくても、専用のグラスは取っておきました。
ビール用、ワイン用、日本酒用...
好きなものを、おいしく楽しくいただくためです。
新聞紙に包みながらゴミ袋に詰めていき、外側に「食器」とペンで書き、ゴミ置き場へ...
「ありがとう、お世話になりました」
ちょっとだけ会釈して処分しました。
食器棚の下段に空いたスペースができたので、食品を入れると、床に直置きしていた物がなくなりました。
何枚も重ねてしまっていたお皿も、重ねるのは二種類までと決めたら、重いお皿を何枚もどかして取ることがなくなり、とても快適です。
今は気に入って買った物や、使い勝手の良い食器だけが並んでいます。
そして、残したからには、どんどん普段の生活で使っていくことを心掛けています。
高かったから、割れたら嫌だとしまい込まず、気に入った物を使って幸せな気持ちになる。
物を減らしたら、使い勝手が良くなっただけではなく、自分の好きな物を使って満たされた生活できるというか、うまく表現できないけれど、物を見てため息をつくことがなくなったような気がします。
大体は捨てられる。それでも、捨てられない物もある
他にも、洋服、靴、バッグなど、身の回り物のを処分しました。
でも、バッグは好きなので、思ったより減ってないですが、まだ処分できるかもしれないです。
子どもの物も、いらないと言われた物は処分しました。
まだあるけどね...
私が取っておきたくて、おもちゃや作品、幼稚園の制服など、段ボールにしまっていた物がありました。
でも、それも写真を撮って処分しよう。
出して眺めるとか、たぶんしないし...
おもちゃが詰まっていた箱は、「孫が生まれたら...」なんて思っていたのかもしれません。
懐かしみながら、一通り出して並べて写真を撮っていきました。
しばらくして、夫さんが「どう?」と様子を見に来たのですが、すぐに、
「この部屋やばい、下に行くね」
と退散してしまいました。
どうやらカビの胞子が舞っていたようで、鈍感な私は気付かず、そういえばちょっと喉の調子が悪いな、くらいにしか思っていなかったのです。
すぐに換気しましたが、こんなことになっては、孫になんて使わせることはできません。
今思うと、取っておいて良かったことなんてありませんでした。
でも、写真にはまだ手をつけていません。
減らせる気がしないので、まだ先でいいかなと思っています。
先延ばしにすると、もっと処分しにくくなるかもしれません。
でも、開いても大して減らせないと思うのでまだやりません。
あと今困っているのは、夫さんが自分の実家の片付けを手伝った時に持って帰ってきた物です。
私の父が、夫さんの実家にお土産として買ってきた置物を持ってきました。
お義父さんとお義母さんが、30年近く捨てずに飾ってくれていた物です。
父はもう亡くなってから20年以上経ちますが、だからなおさら捨てられません。
今はこの置物をどうしようか、めちゃくちゃ悩んで放置状態です。
会社の旅行のお土産で、お金に余裕があるわけではなかったのに、みんなにお土産を買ってきてくれたのを思い出しました。
どんな気持ちで買ってきたのかな。
娘がお世話になって、とか考えてたのかな。
私が大きくなってからは、あまり会話もなかったけれど、そんなことを考え出すと、ますます処分できなくなります。
夫さん、実家で処分してきて欲しかったよ~。
亡くなった人の気持ちがこもった物は、処分しにくいですね。
でもいつか、「もういいかな」と思えた時に処分すると思います。
迷って捨てられないと思った物は、無理に処分する必要はないと思います。
捨てた後で、やっぱり必要だったと思って買い直せる物は買えばいいです。
もう手に入らない物や、思い出の物は、持っていたければ無理に手放さなくていいと思います。
これに関しては、残った方たちにお願いしてもいいかな...
さいごに
処分するのが大変な物の一つに、紙類があります。
大抵の紙は捨てて大丈夫と言われますが、保証書、権利書、保険証書など、捨ててはいけない物もありますので、大切な書類はきちんと保管しておきましょう。
説明書はネットで検索することもできるようですが、必要な物はネットで見られるか確認してからがいいかもしれません。
ちなみに、壊れて処分した家電の説明書は、もう必要ないので処分しましょう。
断捨離の本を読んだときに、「片付けた後に人生が変わる」ようなことが書かれていて、本当かなと半信半疑でした。
でも、一か所でも「もう捨てる物ないな」と思えるまで減らせたら、なんとなく気持ちも変わったように思いました。
必要な物や、気に入った物だけになったからでしょうか。
今は、家全体を片付けられた時には、本当に人生が変わるような気がしています。
まだまだ先は長いですが、少しずつスッキリさせていきたいです。
生活する上で、物は欠かせません。
同じ物でも、人によっては大切と思う人もいれば、そうでもない人もいるでしょう。
一概には、これはいる、これはいらない、と言えないので、たとえ家族でも勝手に処分しないように気を付けましょう。
まずは、自分の身の回りから始めてみてはいかがでしょうか?



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